引用:ブルーロック/金城宗幸/ノ村優介
エピソード凪の劇場公開が決定しました!!
個人的には「劇場版ならU-20戦だろうな」と「まさかエピ凪がアニメで見れるとは…」という二重の気持ちで驚きました。
というわけで今回は、
「劇場版エピソード凪は漫画のどこまでやるのか?ストーリー構成はどうなるのか?」
を徹底考察していこうと思います!
この記事には原作第一時セレクション、エピソード凪1巻のネタバレを含むのでご了承ください。
それではいきましょう!
映画公開後の感想はこちら!
前提 エピ凪劇場版は…
まず前提としてエピソード凪は劇場版に適したストーリーではないんです。
その理由は、はっきりとした盛り上がりがないから。
通常映画は最後にオチを持ってくることで感動を生んでいます。
- 鬼滅ならば、煉獄さんvs猗窩座の戦い
- REDならば、シャンクスとウタの再会
このように良い映画には明確に盛り上がるシーンがあります。
しかしエピソード凪は現時点で明確な盛り上がりがないんですね。
というのも現在発行されているのは2巻までですが、2巻で描かれているのはvs馬狼まで。
つまり、2巻までに大きな山場、盛り上がりがないんです。
盛り上がりがなければ面白い映画は生まれません。
そのため、劇場版といっても一口に原作のエピ凪を描くのではなく、ストーリーに様々な創意工夫をした作品になるはずです。
そうなると、どのような構成になるのか?
現状、エピソード凪劇場版には3つのストーリー展開があると考えられます。
- ブルーロックまでの道のりを描くストーリー
- チームZや他のチームと戦うストーリー
- オリジナルストーリー
の3つだと思いますね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.ブルーロックまでの道のりを描くストーリー
これは1巻の最後、ブルーロックに招集され、ブルーロックで戦い抜くと決めたところで終わる、というものです。
これだけだと
「え?1巻の最後まで行かないって映画の尺的にもつの?」
と思うかもしれませんが、そこはブルーロックの公式スピンオフ小説、「たたかいの前、僕らは」という前日譚の物語で補完されると思います。
この小説には1巻に凪、2巻に玲王のお互いが出会う前の前日譚が記されているのですが、
- 凪のサッカー以外でもどれほど天才だったのか
- 玲王は凡人にも関わらず、半年でどうやってブルーロックレベルまで上り詰めたのか?
などが描かれており、ブルーロックが好きな人は必見レベルだと思いますね!
そして、この場合、ストーリー構成は
⇨本編で描かれた「お金持ちの家に生まれた葛藤」
⇨玲王の小説のストーリー
⇨凪と玲王の出会い
⇨回想で凪の小説のエピソード
⇨練習試合(漫画よりボリュームアップ?)
⇨ブルーロックへ
という構成のストーリーになるのを予想します。
まあこの構成で90分持つのか?という不安はありますが…
2.チームZや他のチームと戦うストーリー
これは単行本で出ている範囲を通り越して一気にチームZと戦うストーリーです。
このストーリーだとさっきのストーリーと違い、チームZの戦いという熱いシーンが生まれ、物語的にも
「天才が初めてエゴに敗北し、自らのエゴを開花させる」
という成長のストーリーを描くことができます。
人気キャラも出すことができますし、外伝としてはかなりふさわしいと思いますね。
ストーリー構成としては
⇨凪と玲王の出会い
⇨練習試合
⇨ブルーロックへ
⇨入寮試験
⇨第一次セレクション
⇨チームZ戦
と予想します。
ただ、漫画を一気に追い越してしまうというのは、単行本が売れなくなるなどのリスクがあるので、難しいところですね。
3.オリジナルストーリー
これはエピ凪の漫画の部分をやりつつ、メインはオリジナルストーリー(もちろん原作者監修)ということになります。
この場合、漫画を読んだ人も楽しめますし、漫画の「盛り上がりがない問題」も見せ場を作って対処することができます。
こういうと、
「実際それってありえるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、今年公開予定の劇場版SPY×FAMILYは完全オリジナルストーリーなんですよね。
SPY×FAMILYとブルーロックは全く別の話ですが、エピ凪もオリジナルストーリー主体で話が進む可能性も考えられます。
どれが一番選ばれる可能性が高い?
では、一番映画として描かれる可能性が高いのは、どれかを見ていきましょう。
結論を言うと自分は「オリジナルストーリー」の可能性が高いと思います。
というのも、まず「ブルーロックまでの道のりを描くストーリー」の場合、凪と玲王の友情サッカーストーリーになってしまうんですよね。
「それだとダメなの?」
と思う方もいるかもしれません。
普通のサッカー作品ならそれでいいと思います。
しかし、この作品はブルーロックです。
このストーリーだとブルーロックの本質的要素、エゴが皆無のストーリーになってしまいます。
次に、「チームZや他のチームと戦うストーリー」ですが、その場合、尺が圧倒的に足りないストーリーになってしまいます。
まずアニメの第一次セレクションは3話から11話前半までの9話分。
1話25分と仮定しても200分前後。
映画としてはあまりにも長くなってしまいます。
しかし、カットしようにもストーリーがかなり凝縮されているので、カットしようとすると凪や玲王の出会いのシーンや熱い試合のシーンがカットされることになります。
そうすると映画としてメリハリがないストーリーになってしまう。
そうすると消去的に残るのはオリジナルストーリーです。
先ほども話した通り、オリジナルストーリーなら(もちろんストーリーのクオリティ次第だけど)今まで話した問題が一気に解決できます。
ただ、オリジナルストーリーとなると
「原作のエピ凪、ブルーロックが好きだから、改変を入れて欲しくない!」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、そこはオリジナルストーリーと言っても、先程の
「ブルーロックまでの道のりを描くストーリー」
「チームZや他のチームと戦うストーリー」
をうまく入れつつ構成して作ると思います。
まとめ
今回は「劇場版エピソード凪」はどのようなストーリーになるのか考察していきました。
劇場版のストーリーは主に3つと考えられます。
- ブルーロックまでの道のりを描くストーリー
- チームZや他のチームと戦うストーリー
- オリジナルストーリー
可能性が一番高いのはオリジナルストーリー
しかし、エピソード凪は現時点で続報がほとんどないので、尺問題が解決して、この考察が外れる可能性もあるんですよね笑
また新しい情報が入ったら随時新記事を投稿していきますので、一緒にこのエゴい作品を応援していきましょう!
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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